
春の訪れとともに、毎年悩まされる花粉シーズン到来!
まだ冬の寒さが残る中、花粉という新たな刺激が加わり、私たちの肌はダブルパンチを受けてしまうのです。
マスクで覆われた肌は、ムズムズ、カサカサ、赤み… 鏡を見るたび、憂鬱な気分になっていませんか? 花粉による肌トラブルは、敏感肌さんにとって特に深刻な悩みですよね。
『花粉の時期は、肌が荒れるのは仕方ない』と諦めていませんか? 実は、正しい知識と対策で、花粉による肌トラブルはぐっと軽減できるんです。
花粉の季節でも、潤いに満ちた健やかな肌で過ごしたい♪そんな願いを叶えるための徹底対策ガイドです。
この記事では、化粧品成分上級スペシャリストの福井が、花粉による肌荒れのメカニズムから、具体的な対策、そして日々のスキンケア方法まで、敏感肌の方々が安心して春を迎えられるよう、とっておきの情報をご紹介します♪
カサカサ、ブツブツ、かゆみ… 繰り返す肌荒れ、あなたの肌はSOSを出しています!

私たちの肌の表面は、角質層というバリアで守られています。このバリア機能は、外部の刺激から肌を守り、内側の水分を逃さないようにする、いわば「肌の守護神」のような存在です。
しかし、この守護神が弱ってしまうと、肌はたちまち乾燥し、カサつきを引き起こしてしまいます。さらに、花粉や紫外線といった外部からの刺激が、まるで開かれた門から侵入するように、容易に肌内部に入り込み、炎症やかゆみを引き起こしてしまうのです。
特に、年齢を重ねた女性は、女性ホルモンの減少という、避けては通れない変化を迎えます。女性ホルモンは、肌の水分と油分のバランスを保つ、大切な役割を担っています。そのため、ホルモンバランスが変化すると、肌は乾燥しやすくなり、外部からの刺激に弱くなってしまうのです。
繰り返す肌荒れを放置すると、実年齢よりも老けて見えてしまうかもしれません

繰り返す肌荒れは、単なる一時的なトラブルではありません。それは、あなたの見た目年齢を大きく左右する、深刻なサインかもしれません。
①肌トラブルの悪化
バリア機能が低下した肌は、外部からの刺激に無防備な状態です。ニキビの原因となるアクネ菌は、皮脂を栄養源として繁殖するため、バリア機能が低下し、皮脂分泌が過剰になった肌では、ニキビが悪化しやすくなります。また、炎症を起こしやすく、ニキビ跡が残りやすくなる可能性もあります。
②ごわつき・くすみ
私たちの肌は、約28日周期で生まれ変わる「ターンオーバー」という仕組みを持っています。しかし、バリア機能が低下すると、このターンオーバーのサイクルが乱れ、古い角質が肌表面に蓄積し、ごわつきやくすみといった肌トラブルを引き起こします。
③しわがくっきり
バリア機能が低下した肌は、紫外線によるダメージを受けやすくなります。紫外線は、肌の奥深くにある真皮層にまで到達し、コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力や潤いを保つ成分を破壊します。これにより、肌の乾燥が進み、シワやたるみといった肌の老化現象を引き起こしやすくなります。
また、紫外線はメラニン色素の生成を促し、シミやそばかすの原因にもなります。
あなたの肌が荒れる原因は?

睡眠不足・体調・食事・便秘
睡眠不足や体調不良、偏った食事、便秘は、体の内側から肌に悪影響を与えます。血液循環や代謝機能が低下し、肌のバリア機能を維持するために必要な栄養素や水分が十分に届かなくなってしまうのです。
ストレス
ストレスを感じると、コルチゾールというホルモンが分泌され、皮脂の分泌を促進します。過剰な皮脂は毛穴を詰まらせ、ニキビや肌荒れの原因となります。また、ストレスは女性ホルモンのバランスを乱し、肌のターンオーバーを遅らせることもあります。
環境(気温・温度の低下・紫外線・花粉など)
肌の角質層は、外部の刺激から肌を守るバリアのようなものです。しかし、気温や湿度の低下、紫外線、花粉などの外部環境が悪化すると、バリア機能が低下し、肌荒れを引き起こしやすくなります。
生理周期
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、これらのホルモンバランスは生理周期によって変動します。生理前はプロゲステロンの分泌が増加し、皮脂の分泌が活発になるため、ニキビができやすくなります。生理中はエストロゲンとプロゲステロンの両方が減少し、肌が乾燥しやすくなります。生理後はエストロゲンの分泌が増加し、肌の調子が回復します。
花粉で肌がボロボロ… そんな時こそ「水分」と「油分」のWチャージでバリア機能を立て直しましょう!
花粉で敏感になった肌は、バリア機能が低下し、水分も油分も不足しがちです。だからこそ、「水分」と「油分」どちらもバランスよく補給することが大切となります。
まるで乾いた大地に水と栄養を与えるように、肌にも潤いと栄養をたっぷりと与え、バリア機能を立て直しましょう。
代表的な保湿成分と保湿力

潤いチャージの3ステップスキンケア
STEP1.【水分補給】角質層を潤いで満たす
肌の土台となる角質層に、まずは水分をたっぷりと与えましょう。精製水ベースの化粧水は、保湿成分と一緒に使うことで、肌の奥深くまで潤いを届けます。
「化粧水って本当に必要なの?」
そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。確かに、クリームだけでも保湿はできますが、油分だけでは水分バランスが崩れてしまうことも。特に乾燥肌さんは、化粧水で水分を補給してからクリームで蓋をするのがおすすめです。
エムディア EGF リニューローション

肌のターンオーバーを促進して、新しい細胞の生成を助けてくれる『EGF』配合。『ヒアルロン酸』や、みずみずしい肌を長時間キープしてくれる『リピジュア』もたっぷり入って、乾燥で肌荒れしがちなお肌に潤いを与えて、一日中しっとり感が続きます♪
コラージュリペア ローションRR(とてもしっとり)

肌のバリア機能をサポートしてくれる『浸透型セラミド』や『コラーゲン』『ヒアルロン酸』を配合。『トラネキサム酸』が肌荒れを防ぎ、外部刺激から肌を守ってくれます♪とろみがあるのにベタつかないテクスチャー。
STEP2.【水分保持】潤いをしっかりキープ
化粧水で与えた潤いを、美容液でしっかりと閉じ込めましょう。保湿に特化した美容液は、肌の水分保持能力を高め、乾燥による肌トラブルを防いでくれます。
エンビロン スーパー モイスチャライザー

第三者機関の試験で、8時間後も保湿力2倍、72時間後も潤いキープが証明された高保湿美容液。エンビロン独自の美容成分で、ベタつかず肌に溶け込み、ビタミンC・Eも配合。乾燥から肌を守り、透明感あふれる潤い肌へ。
クリスティーナ アンストレス トータルセレニティセラム

「保湿」と「エイジング」ケアに!ストレスを受けた肌に潤いと安らぎを与える高保湿美容液。ヒアルロン酸で肌を奥深く潤し、赤みやかゆみも落ち着かせます。抗酸化ペプチドに加え、糖化やブルーライトによるダメージからも肌を守り、エイジングケア効果も期待できます。
STEP3.【蒸発防止】油分で潤いを閉じ込める
最後に、クリームなどの油分で水分の蒸発を防ぎましょう。スクワランなどの油性成分は、肌なじみが良く、乾燥から肌を守り、柔らかく保つ効果があります。
ゼオスキンヘルス RCクリーム

潤いを閉じ込める高保湿クリーム。レチノール、セラミドなどの成分が、肌のバリア機能を強化し、水分蒸発を防ぎます。こっくりとしたテクスチャーが肌に密着!長時間潤いをキープ。乾燥による小じわやくすみを目立たなくし、ふっくらとハリのある肌へ導きます。
リビジョン DEJ フェイスクリーム

ハリ・弾力UP、小ジワ対策に◎プレバイオティクスで肌環境を整え、肌本来の力をサポート。こっくりとしたテクスチャーが肌に密着し、長時間潤いをキープ。さらに、肌にツヤを与え、くすみを払拭!内側から輝くような透明感を引き出します。
スペシャルケアでさらに潤いアップ!
【目元ケア】プラスリストア TAホワイトクリームMD(医薬部外品)

2つの有効成分トラネキサム酸とグリチルレチン酸ステアリルを配合。トラネキサム酸がメラニンの生成を抑え、グリチルレチン酸ステアリルが肌荒れを防ぎます。さらに、保湿成分も配合されており、乾燥しがちな目元に潤いを与え、透明感のある肌へと導きます。
【メイクの上からもOK!日中の保湿ケア】レカルカ ブライトリーモイストシャインミスト

保湿と美白が叶う霧状ミスト。EGFや2種のペプチド配合で、肌を内側から輝かせ、乾燥や肌荒れを防ぎます。スプレータイプで持ち運びに便利。メイクの上からもOK。いつでもどこでも潤いをチャージできます。
肌の状態は、日々の生活や環境によって変化します。大切なのは、自分の肌と向き合い、その時々に合ったケアをしてあげること。今回ご紹介したアイテムやケア方法を参考に、あなた自身の「潤い美肌レシピ」を見つけてくださいね。
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