レチノール
レチノールの正しい使い方を解説!使用時の注意点やA反応の対処法も紹介

レチノールを正しく使うための注意点やA反応の対処法について解説

レチノールの正しい使い方を解説!使用時の注意点やA反応の対処法も紹介
admin_wcshop

レチノールはビタミンAの一種で、シワやたるみ・くすみなどの肌悩みに効果が期待できる成分として近年注目を集めています。

しかし、使い方を間違えると副作用などの肌トラブルを引き起こす可能性があります。

そこで、この記事ではレチノールの正しい使い方や注意点、副作用の対処法を解説します。

レチノールを使用したいと考えているものの、副作用や使い方に不安を感じる方の参考になれば幸いです。

レチノールとはどんな成分?期待できる3つの効果

レチノールとはどんな成分?期待できる3つの効果

レチノールはビタミンAの一種で、エイジングケアの治療に用いられる成分です。

加齢による老化だけでなく、長年紫外線を浴びることによる老化現象の「光老化」のエイジングケアでも効果が期待されています。

レチノールの主な効果は、以下の3つです。

  • ターンオーバーを促進
  • コラーゲンの生成を促進
  • 皮脂の分泌を抑制

それぞれ詳しく解説します。

ターンオーバーを促進

レチノールによる1つめの効果は、肌の新陳代謝を活性化させターンオーバーを促進させることです。

ターンオーバーとは、新しい皮膚が生まれる際に古い皮膚が剥がれ落ちるサイクルのこと。

私たちの肌は、平均して約28日かけてターンオーバーを繰り返しています。

しかし、年齢とともにターンオーバーの周期は遅くなり、くすみやごわつき・ニキビなどの肌トラブルの原因となります。

レチノールを使用し肌のターンオーバーが正常に行われると、余分な角質を取り除くことが可能です。

そのため、肌のごわつきが改善し、キメの整った滑らかな肌を目指せるでしょう。

コラーゲンの生成を促進

レチノールの2つめの効果は、肌の弾力やハリを保つのに重要な役割を持つコラーゲンの生成を促すことです。

コラーゲンは表皮の内側にある真皮の主成分であり、肌の弾力やハリを維持する重要な成分です。

しかし、年齢とともにコラーゲンの生成量が減少するため、シワやたるみが目立つようになります。

レチノールはコラーゲンの生成に関わる細胞の活性化を促し、コラーゲン繊維の生成量を増やすため、シワやたるみを改善しふっくらとしたハリのある肌へと導くでしょう。

皮脂の分泌を抑制

レチノールによる3つめの効果は、皮脂の分泌を抑えて正常化させることです。

皮脂が過剰分泌されると毛穴が開き、皮脂が毛穴に詰まることで毛穴のトラブルを引き起こします。

皮脂が詰まった毛穴の中でニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖すると、ニキビの原因にもなります。

レチノールはニキビや毛穴の黒ずみを改善させる効果が期待できます。

毛穴やニキビだけでなく、レチノールのターンオーバー促進により、ニキビ跡を薄く目立ちにくくする効果も期待できるでしょう。

レチノール配合化粧品の使い方

レチノール配合化粧品の使い方

レチノールは正しい順番や頻度で使うことで、さまざまな効果が期待できます。

間違った使い方を続けてしまうと、肌トラブルを引き起こす可能性もありますので注意が必要です。

ここでは、レチノール配合化粧品の使い方を紹介するので、安全かつ効果的に使用できるようにチェックしてください。

夜のみの使用がおすすめ

レチノールは、光に弱く不安定な成分で紫外線の影響を受けやすいため、夜のみの使用がおすすめです。

レチノールを使用すると角質が薄くなり、肌が日光に過敏になってしまいます。

ただし、最近では朝と夜の両方で使用できるレチノール配合化粧品も販売されています。

商品の使い方として「朝晩使用できる」と記載されていれば、朝のスキンケアにも取り入れて問題ありません。

紫外線対策をしっかり行う

レチノール配合化粧品を使用しているときの肌は、紫外線に対して過敏になっているため、紫外線対策が欠かせません。

レチノールは紫外線の影響を受けやすく、効果が弱まったり肌荒れの原因になったりする可能性があります。

紫外線対策として、日中は日焼け止めだけでなく帽子や日傘などで徹底して対策しましょう。

ほかにも、化粧品の保管場所も注意が必要で、高温になる場所や直射日光が当たる場所に置かないように注意してください。

しっかり保湿を行う

レチノールを使用すると、肌のターンオーバーが活発になり肌が乾燥しやすいため、十分に保湿しましょう。

皮膚は水分量が少なくなると、肌のバリア機能も低下しトラブルを起こしやすくなります。

レチノール配合化粧品の刺激による肌荒れを防ぐためにも、化粧水や乳液などでしっかり保湿してから使用するのがおすすめです。

レチノールは、赤みや皮むけなどの副作用である「A反応」を起こす可能性があります。

肌荒れしないためにも、洗顔後の肌に直接使用しないよう、使い方に注意が必要です。

副反応である「A反応」に関してはこのあと紹介するので、参考にしてください。

ビタミンCとの使い方

肌の状態や感受性は個人差があるため、レチノールとビタミンCを併用する際は、自分の肌に合ったペースで導入し、肌の反応を見ながら調整することが大切です。

また、肌に異常が現れた場合は、使用を中止し、皮膚科医に相談しましょう。

レチノールとビタミンCを同時に使用することは可能ですが、いくつかの注意点がありますので、詳しくし紹介していきます。

同時に使用すると肌に刺激を与えてしまうことも

レチノールとビタミンCはどちらも強力な活性成分であり、特に敏感肌の方は肌が刺激に反応する可能性があります。

そのため、同時に使い始めると肌トラブルを引き起こすリスクがあることを覚えておきましょう。

使用タイミングを分ける

レチノールは夜、ビタミンCは朝、という使い方が一般的です。

レチノールは光に不安定で分解されやすいため、夜のスキンケアで使用します。

一方、ビタミンCは抗酸化作用があるため、日中の紫外線から肌を保護するのに適しています。

徐々にならせていくような使い方も

レチノールとビタミンCを同時に使い始める場合は、徐々に肌を慣らすことが大切です。

最初は、どちらか一方を1〜2週間使用し、肌の様子を見ながらもう一方を追加します。

A反応の副作用と使用時の注意点

A反応の副作用と使用時の注意点

レチノールを使用すると、一時的にA(レチノイド)反応と呼ばれる副作用が現れることがあります。

A反応の主な症状は以下のとおりです。

  • 赤み
  • 皮むけ
  • かゆみ
  • ヒリヒリ感

A反応は、レチノールやビタミンA誘導体を使用すると起こる皮膚刺激であり、アレルギー反応ではありません。

特に、レチノールを使い始めたばかりのときや肌にビタミンAが少ない場合に起きることがありますが、症状の出方には個人差があります。

レチノール使用時の注意点は次のとおりです。

A反応が出たときはどうすればいい?

A反応が出た場合は、1日おきに使うなどして少しずつ肌を慣らすのがおすすめです。

個人差はありますが、反応が出る期間は1日から1週間程度。

A反応は生理反応であるため、肌にビタミンAが増えれば症状も治まりやすく、継続してレチノールを使用すれば徐々に落ち着くケースがほとんどです。

市販されているレチノール配合化粧品は濃度が低い商品が多く、強いA反応は起こりにくいといわれています。

少し様子を見ても症状が改善せず、重い場合には医師に相談しましょう。

ハイドロキノンとの併用に注意!

レチノールとハイドロキノンはどちらもシミをケアするための美白成分ですが、併用すると強い作用により肌に炎症を起こす可能性があります。

それぞれ使用する期間の違いから作用の強さが異なり、レチノールは長期的な使用を目的として、ゆっくりと作用します。

一方、ハイドロキノンは短期間で集中的に使用する成分です。

ハイドロキノンを使用したい場合は、レチノールの誘導体で皮膚のターンオーバーを早めるトレチノインであれば併用できます。

トレチノインとハイドロキノンの併用を希望する場合はクリニックで相談し、肌悩みに合わせて処方してもらいましょう。

レチノール化粧品の選び方

レチノール化粧品の選び方

ここまで、レチノール化粧品の使い方や効果について解説してきました。

レチノール化粧品にはさまざまな効果が期待できますが、化粧水や美容オイル・パックなど種類が豊富で自分に合った製品を選ぶのは難しいと感じる方もいるでしょう。

ここでは、レチノール化粧品の選び方について解説します。

濃度を確認する

レチノール化粧品には低濃度の市販品や、肌悩みに合わせて調整できるメディカルコスメ、ドクターズコスメなどがあります。

自分に合った濃度の化粧品を選ぶのがおすすめです。

一般的なレチノールの濃度は、低濃度で0.05〜0.1%程度、高濃度のものは0.5〜1.0%が目安です。

レチノールの濃度が低い市販の化粧品は、副作用のリスクが少なく手軽に使用できますが、思うような効果が得られないこともあります。

一方、医療機関で処方されるレチノールは、濃度の調整ができ、肌悩みに合わせた治療が受けられるというメリットがあります。

効果を実感したい方やセルフケアでの改善に限界を感じる方は医療機関で処方されるドクターズコスメがおすすめです。

ドクターズコスメは医師の診察を受けたうえで処方されるため、敏感肌やセルフケアでの不安を感じる方も安心して使用できるでしょう。

安全性の高い製品を選ぶ

レチノール化粧品は安価な海外製の製品も販売されていますが、日本での販売が認められておらず刺激が強いものもあるため、安全性の高い製品を選びましょう。

レチノールは海外でも積極的に取り入れられており、海外製の製品のなかには濃度の高いものがあります。

日本で販売されている製品は、厚生労働省から認められた医薬部外品であり、日本人の肌に合う一定の濃度を保っているので安心です。

レチノール化粧品を選択する際は、日本での販売を認められた製品を選ぶと肌への刺激を抑えながら使用できるのでおすすめです。

スキンケアの順番を守った使い方が重要

レチノール化粧品を使用する際は、スキンケアの順番を守りましょう。正しい順番は次のとおりです。

  1. 化粧水
  2. 乳液
  3. レチノール
  4. クリーム・美容液

脂溶性ビタミンであるレチノールは、スキンケアに取り入れる場合、洗顔後に化粧水・乳液を塗ってから使用してください。

また、レチノールを塗布した肌は乾燥しやすいため、塗ったあとにはヒアルロン酸配合の美容クリームなどの保湿力が高い化粧品を使用するのがおすすめです。

記事まとめ:正しい使い方で美肌を目指そう!

記事まとめ:正しい使い方で美肌を目指そう

近年、エイジングケアとして効果が期待されているビタミンAの一種であるレチノール。

シワやたるみ・くすみなどの改善に効果が期待されますが、使い方を間違えると肌荒れなどの副作用を引き起こす可能性もあります。

また、レチノール配合化粧品は自分に合った安全性の高い製品を選択するのが重要です。

正しい化粧品の使い方を知り、キメの整った美肌を目指しましょう。

免責事項
  • ・本コンテンツの情報は、充分に注意を払い信頼性の高い情報源から取得したものですが、その正確性や完全性を保証するものではありません。
  • ・本コンテンツは一般的な情報の提供を目的としています。医療上のアドバイスや診断、治療に関しては、必ず医療従事者にご相談ください。
  • ・当サイト上の商品情報は、最大限の努力をもって更新・管理しておりますが、実際の商品情報と異なる場合がございます。また、商品の色や質感等が実物と異なって見える場合がありますので、あらかじめご了承ください。
  • ・本コンテンツの情報は、その情報またはリンク先の情報の正確性、有効性、安全性、合目的性等を補償したものではありません。
  • ・本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。
ABOUT ME
足立 真由美
足立 真由美
医療法人 涼葵会 理事長
美容医療の豊富な経験から美容医療の枠を超え、東洋医学・アーユルベーダ等のホリスティック医療を展開。「美は健康な身体から」をテーマに、美容クリニックとは思えない多彩なアプローチで、最新の美を提供する。

経歴

  • 2001年 和歌山県立医科大学卒業
    大阪医科大学形成外科教室入局
    大阪医科大学大学院医学研究科卒業
    医学博士取得
  • 2003年 医療法人東和会 第一東和会病院形成外科勤務
    同院、美容皮膚科・美容外科の設立に携わり、管理責任医師を担当
  • 2010年 某美容クリニック院長に就任
  • 2014年 大阪心斎橋に、新たなコンセプトの美容クリニック「W CLINIC」を立ち上げる
  • 2017年 医療法人涼葵会 理事長に就任
  • 2019年 医療法人涼葵会 W CLINIC 梅田院 開院

資格・所属学会

  • ・ 医学博士
  • ・ 日本医師会認定産業医
  • ・ 日本抗加齢医学会 専門医
  • ・ 日本美容皮膚科学会 正会員
  • ・ 日本皮膚科学会 正会員
  • ・ 日本経皮吸収研究会 理事
記事URLをコピーしました
フッターバナー